☆きつねに嫁入り☆

ひとの意識を覚醒させるきつねのところに、ひょんなことからお嫁にきてしまったわたし(めぐり)の備忘録です。

退職届という人生のエネルギーワーク

とつぜんですが、退職届をだしてきました。

 

 

このBlogでは、はじめまして。

ななびです。

 

 

冗談とかではなく……

このBlogはじめての話題が、

わりと現実的なものでスミマセン^^;

しめっぽいかもしれませんが、本人の体感ではだいぶ前を走っているかんじです。

 

 

2018年になりまして、ものごとが目まぐるしく変わっていっています。

きっとみなさんも、同じように感じてるんじゃないかな?

いかがでしょうか?

 

 

まわりもそうですし、私自身も、

ひっこしや、クウォンタムチューナーマスター育成講座などを終えた傍ら、

とてもじゃないですけど、変化のスピードに理解とカラダが追いついていません。

 

 

これからは結婚したり、ハネムーンにいったり、

結婚式したりしていくっぽいですよ。

(割と他人事のようにとらえるようにしています笑)

 

 

でもどうやら、その前に会社をやめなければいけないみたいでした。

実際これは、もう1年以上も前から考えてたことですし、

いまさらどうして、という疑問をお持ちになる方もいらっしゃるようですが、

ただ、勇気がなかったんですね。

 

 

めぐりには「好きにしていいよ〜」とは、ずっとまえから言われていたんです。

でもこれからの生活もろもろのことを考えると、

やっぱり、前に踏み出すのはこわかった。

 

 

私は会社がだいすきでした。

世界中のいろいろな人に会えたし、

私のしらない世界をみせてもらい、技術もたくさん教えてもらいました。

和気あいあいとした雰囲気もすきでした。

入社二年目になると教育係にも選ばれて、

社員のほとんどは私の教え子だったりします。

 

 

それがいつだったかを境に、ガラリと変わってしまいました。

ひとは、変わります。

昔の賢人たちがよく言うように、変わらないことなんて、ないのです。

おなじように、会社も変わります。

会社という組織は、ひとで、できているので。

かんたんに言えば、方針が、変わったんですね。

 

 

変わりたい人は、変わりたいとおもい、それを軸に変わっていく。

ただ、ときに誰かとぶつかる自分を、

受け入れていかなければならない、イバラの道。

それは今までとても親しかったり、仲がよかった人たちの間でも起こる変容です。

 

 

けれど変わらない人は、変わりたくないとおもい、

全力で変わらないようにと、自分を変化させていく。

 

 

社内での一番の違和感は、おたがいが、ひとをひととして見なくなったことでしょう。

 

 

やってもらって、あたりまえ。

ミスをしない、完璧で仕事をすることがあたりまえ。

失敗をすると罰は与えられるが、成長したときには、お互いに喜びあうことはない。

 

 

機械といっしょです。

でもひとは、マシーンではない。

数字で割り切れることはない。

ひとは一人一人がユニークな存在だから。

永遠に、素数だから。

 

 

このままじゃいかんと思っても、変われるのは会社でも、上司でも、同僚でもない。

私自身だけです。

おもいきって、部署異動を申し出たりもしてみました。

けれどただ、私がロボットになっている未来しか、もう見えてこなかったんですね。

 

 

人生において、ひとが一番喜びを感じることはなんでしょうか。

自分が成長した、と感じられることです。

 

 

できなかったわたし、何かをやったことがなかったわたし。

感じたことのない気持ちを、感じたときのわたし。

自分の知らないわたしを、少しづつ知ってゆく。

過去の自分を捨てていく喜びです。

周りのひとの笑顔は、自分の成長の証明です。

 

 

正しさはそのときによって変わりますが、

けっきょくはその時、その場所で、

自分の周りのひとたちが笑っているか、悲しい顔をしているか。

そうやって、自分を見つめ直すことは可能なのです。

 

 

社内のひとびとは、私にいつもかなしい話をします。

私もきつねですから、もちろんいい気はしません。

 

 

でも、きっと私は見たいものを見ているのです。

聞きたいものを聞いているのでしょう。

そう思うと、もっとかなしくなりました。

だったら、私が見たいものを見るためにはどうしたらいいかな?

と考えたとき、私ができることのすべては、ほんの数枚の紙切れに、

退職の旨をお知らせすること。

 

 

私の言葉によって、この世界に、私の意志を反映させることでした。

 

 

正しい、正しくないなんて、そんなものでいいのです。

すべては自分の映しだした世界なのだから。

見たい世界を見たいだけ、見ているだけなのだから。

 

 

人生とは、月額制の動画配信サイト、みたいなものなのかもしれません。

きっと私は今日、人生のあるステージを退会したのでしょう。

 

 

気付いたこと。

背中がめちゃめちゃ軽いです(笑)

まさか退職届を提出することが、背中に憑いていた『巨大ななにか』を

除霊する儀式になるとは、思ってもみませんでした。

 

 

今年に入り、きっとまだまだ驚くような変化が、

みなさんにも訪れるんじゃないかと思います。

 

 

うれしいことも、かなしいことも。

くるしいことも、たのしいことも。

 

 

ただ、それぞれが見たいものを見ている。

もしかしたら、お気に入りの物語を見すぎて、

私の背中のように、延滞料金がのしかかってるかもしれません。

 

 

それが好きなら、それでもいいでしょう。

でもそうじゃなければ、もっと自分にとって一番好きな物語を見てください。

会社で働くあなたは、あなたの見たい物語のひとつ、だと考えてみてください。

誰かを好きになりすぎて、苦しい……と悩むあなたもおなじ。

 

 

すこし周りを見渡せば、別の物語が棚にたくさん眠っていることに気がつきます。

そして、ほんのちょっと手を伸ばせば……

 

 

新しい物語は、あなた専用の映画館で上映されるパラレルを、

いつでも待っているのです。

 

 

私は、新しい物語にドキドキしながら手をのばす皆さんを、

いつでも、応援しています。

 

 

今夜は、ななびでした。