退職届という人生のエネルギーワーク
とつぜんですが、退職届をだしてきました。
このBlogでは、はじめまして。
ななびです。
冗談とかではなく……
このBlogはじめての話題が、
わりと現実的なものでスミマセン^^;
しめっぽいかもしれませんが、本人の体感ではだいぶ前を走っているかんじです。
2018年になりまして、ものごとが目まぐるしく変わっていっています。
きっとみなさんも、同じように感じてるんじゃないかな?
いかがでしょうか?
まわりもそうですし、私自身も、
ひっこしや、クウォンタムチューナーマスター育成講座などを終えた傍ら、
とてもじゃないですけど、変化のスピードに理解とカラダが追いついていません。
これからは結婚したり、ハネムーンにいったり、
結婚式したりしていくっぽいですよ。
(割と他人事のようにとらえるようにしています笑)
でもどうやら、その前に会社をやめなければいけないみたいでした。
実際これは、もう1年以上も前から考えてたことですし、
いまさらどうして、という疑問をお持ちになる方もいらっしゃるようですが、
ただ、勇気がなかったんですね。
めぐりには「好きにしていいよ〜」とは、ずっとまえから言われていたんです。
でもこれからの生活もろもろのことを考えると、
やっぱり、前に踏み出すのはこわかった。
私は会社がだいすきでした。
世界中のいろいろな人に会えたし、
私のしらない世界をみせてもらい、技術もたくさん教えてもらいました。
和気あいあいとした雰囲気もすきでした。
入社二年目になると教育係にも選ばれて、
社員のほとんどは私の教え子だったりします。
それがいつだったかを境に、ガラリと変わってしまいました。
ひとは、変わります。
昔の賢人たちがよく言うように、変わらないことなんて、ないのです。
おなじように、会社も変わります。
会社という組織は、ひとで、できているので。
かんたんに言えば、方針が、変わったんですね。
変わりたい人は、変わりたいとおもい、それを軸に変わっていく。
ただ、ときに誰かとぶつかる自分を、
受け入れていかなければならない、イバラの道。
それは今までとても親しかったり、仲がよかった人たちの間でも起こる変容です。
けれど変わらない人は、変わりたくないとおもい、
全力で変わらないようにと、自分を変化させていく。
社内での一番の違和感は、おたがいが、ひとをひととして見なくなったことでしょう。
やってもらって、あたりまえ。
ミスをしない、完璧で仕事をすることがあたりまえ。
失敗をすると罰は与えられるが、成長したときには、お互いに喜びあうことはない。
機械といっしょです。
でもひとは、マシーンではない。
数字で割り切れることはない。
ひとは一人一人がユニークな存在だから。
永遠に、素数だから。
このままじゃいかんと思っても、変われるのは会社でも、上司でも、同僚でもない。
私自身だけです。
おもいきって、部署異動を申し出たりもしてみました。
けれどただ、私がロボットになっている未来しか、もう見えてこなかったんですね。
人生において、ひとが一番喜びを感じることはなんでしょうか。
自分が成長した、と感じられることです。
できなかったわたし、何かをやったことがなかったわたし。
感じたことのない気持ちを、感じたときのわたし。
自分の知らないわたしを、少しづつ知ってゆく。
過去の自分を捨てていく喜びです。
周りのひとの笑顔は、自分の成長の証明です。
正しさはそのときによって変わりますが、
けっきょくはその時、その場所で、
自分の周りのひとたちが笑っているか、悲しい顔をしているか。
そうやって、自分を見つめ直すことは可能なのです。
社内のひとびとは、私にいつもかなしい話をします。
私もきつねですから、もちろんいい気はしません。
でも、きっと私は見たいものを見ているのです。
聞きたいものを聞いているのでしょう。
そう思うと、もっとかなしくなりました。
だったら、私が見たいものを見るためにはどうしたらいいかな?
と考えたとき、私ができることのすべては、ほんの数枚の紙切れに、
退職の旨をお知らせすること。
私の言葉によって、この世界に、私の意志を反映させることでした。
正しい、正しくないなんて、そんなものでいいのです。
すべては自分の映しだした世界なのだから。
見たい世界を見たいだけ、見ているだけなのだから。
人生とは、月額制の動画配信サイト、みたいなものなのかもしれません。
きっと私は今日、人生のあるステージを退会したのでしょう。
気付いたこと。
背中がめちゃめちゃ軽いです(笑)
まさか退職届を提出することが、背中に憑いていた『巨大ななにか』を
除霊する儀式になるとは、思ってもみませんでした。
今年に入り、きっとまだまだ驚くような変化が、
みなさんにも訪れるんじゃないかと思います。
うれしいことも、かなしいことも。
くるしいことも、たのしいことも。
ただ、それぞれが見たいものを見ている。
もしかしたら、お気に入りの物語を見すぎて、
私の背中のように、延滞料金がのしかかってるかもしれません。
それが好きなら、それでもいいでしょう。
でもそうじゃなければ、もっと自分にとって一番好きな物語を見てください。
会社で働くあなたは、あなたの見たい物語のひとつ、だと考えてみてください。
誰かを好きになりすぎて、苦しい……と悩むあなたもおなじ。
すこし周りを見渡せば、別の物語が棚にたくさん眠っていることに気がつきます。
そして、ほんのちょっと手を伸ばせば……
新しい物語は、あなた専用の映画館で上映されるパラレルを、
いつでも待っているのです。
私は、新しい物語にドキドキしながら手をのばす皆さんを、
いつでも、応援しています。
今夜は、ななびでした。